めまいは様々な病気や疾患に出現する症状の一つです。
●ぐるぐる目が回る
●ふわふわする
●閃輝暗点
●ぼーとする
●吐き気、気持ち悪い
カイロプラクティックでも、めまいは数多く扱う症状の一つですが、その要因は複雑に絡んでいる傾向があります。
めまいを含む病気や疾患
以下の病気や疾患にめまいが出現することがあります。
●自律神経失調症
●更年期障害
●起立性低血圧
●メニエール病
●頚性めまい
●むち打ち
●椎骨動脈障害
●迷走神経障害
●パニック障害
●うつ病
●片頭痛
●アルコール依存症
●薬の副作用
●鉄分不足
●脳疾患
いかがでしょうか?めまいにはこれだけ多くの病気や疾患に含まれる症状の一つなのです。
それゆえにめまいの原因を特定するには非常に細かなヒアリングが必要不可欠となります。
めまいの要因系統別一覧
●筋骨格系
●平衡感覚系
●頭痛系
●血管、脈拍系
●精神ストレス系
●栄養不足系
●ホルモンバランス系
●化学物質系
上記で挙げた系統をめまいの症状と照らし合わせることで比較的容易に原因を考察することが可能となります。また、めまいの要因が一つとは限らず、複数の因子が複雑に絡んでいることがあります。
めまいの原因
めまいの原因として以下の感覚器官の影響が考えられます。
●視覚
●嗅覚
●平衡感覚
●固有感覚
●感情・情動系
めまいの種類
具体的にめまいの種類を挙げたいと思います。
●浮動性めまい
●回転性めまい
●たちくらみ
●平衡感覚障害
めまいの分類
●中枢性
・脳幹障害
・脳血管障害
・小脳疾患
・腫瘍
・変性疾患
●末梢性
・内耳疾患
・外耳疾患
随伴症状としてのめまい
片頭痛の随伴症状の一つにめまいがあります。
片頭痛によるめまいの発症機序は、何らかの刺激(光、音、匂い、感情、化学物質など)により脳の太い血管が拡がると、頭の中
で一番大きな神経である三叉神経が圧迫され、刺激を受けます。
刺激を受けた三叉神経から痛みの原因となる物質が放出され、血管の周りに炎症が起こります。そしてこの刺激が大脳に伝わり、“痛み”として認識されることによって、頭痛が起こります。
この三叉神経からの刺激が大脳に到達する過程で視床を通過するため視覚、聴覚、臭覚にも影響を及ぼします。その結果、めまいや吐き気、嘔吐などの随伴症状が出現するのです。