自律神経系

自律神経症状

自律神経の代表的な症状として不眠、慢性疲労、頭痛、イライラ、むくみ、めまい、胃もたれ、生理不順、疲労、便秘、ストレス、冷え、花粉症、アレルギーが挙げれます。自律神経は呼吸器、脈管系、ホルモン系、消化器、泌尿器などの器官と密接な関りがあります。また、自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分かれます。

交感神経優位

現代人の9割は交感神経の働きが優位になっています。自律神経のバランスが乱れると不眠、イライラ、慢性疲労、冷え、頭痛、便秘などの症状が現れます。

H・セリエのストレス学説

H・セリエのストレス学説からみた自律神経症状の実態は以下のストレス期間で表現できます。

・警告期・・・ストレスに対応するための準備状態(体は健康)

・抵抗期・・・ストレスに抵抗している状態(自律神経系の乱れ)

・疲憊(ひはい)期・・・ストレスに抵抗できない状態(病気、死)

警告期→抵抗期→疲憊(ひはい)期のステージ順で体は防衛反応を行います。自律神経症状を患う多くの方は上記の期間でも抵抗期から疲憊(ひはい)期に属しています。セリエはストレッサーによるストレスをある臓器と関連付けました。それは「 副腎 」という臓器です。

また、セリエはすべての病気は副腎肥大、リンパ組織の萎縮、リンパ球減少、消化器潰瘍などの非特異的反応がみられることを発見し、そのような症状を汎適応性症候群と名付けました。

施術方法

自律神経症状では自律神経反射を用いて、サブラクセーションを検出しアジャストメントします。脊椎、四肢の歪みを手技でアジャストメントすることで、神経系の働きを改善させます。