猫背は人類に共通する姿勢の歪みの問題の一つです。猫背の原因はいくつかありますが、その一つとして自律神経系の乱れが挙げられます。
現代人の多くは交感神経系が優位に働いています。交感神経系が優位だと体を丸める筋肉が緊張しやすい傾向にあります。
猫背の筋肉は体を丸める筋肉が大半を占めます。また、加齢による椎間板や骨の退行性変性でも猫背は悪化します。
猫背により緊張・硬くなる筋肉
●大胸筋
●僧帽筋
●三角筋
●脊柱起立筋
●横隔膜
●ハムストリング
猫背により筋力が低下する筋肉
●頸椎深層筋
●中・下部僧帽筋
●広背筋
●腹横筋
●大殿筋
症状
●肩こり
●頭痛
●ストレートネック
原因
●ストレス
●筋力バランス
●不良姿勢
●加齢
●自律神経の乱れ
猫背は加齢による頸椎、胸椎などの椎間板がすり減ることで増悪する傾向がみられます。また、その影響で上肢の屈筋群と伸筋群のバランスが乱れてしまいます。