アルコール性頭痛のお話

アルコール頭痛はお酒やワインなどのアルコール類を摂取した際に体内で起きるアルコール代謝の影響で出現します。

 

アルコールを摂取すると体内では脱水素酵素を用いて、最終的に水と炭酸ガスに分解されますが、その過程でアセトアルデヒドが産生されます。

 

🔶アルコール代謝過程

 

アルコール摂取→アセトアルデヒド→酢酸→炭酸ガス+水

 

※アルコール脱水素酵素(ADH)が体質的に少ない人は体内にアセトアルデヒドが蓄積しやすいため、アルコールによる様々な症状が出現しやすい傾向にあります。

 

このアセトアルデヒドが体内に蓄積することで、脳の血管が拡がり頭痛が出現します。拡がった血管から水分が漏れ出るためむくみなどの症状も出現します。

 

また、アセトアルデヒドの影響でプロスタグランジンなどの痛み増強物質が産生されます。

 

抗炎症・抗酸化食品を摂取

 

アルコールを摂取するときは、同時にEPAやコエンザイムQ10などの抗炎症・抗酸化食品の摂取をおすすめします。

 

●EPA、DHA

●コエンザイムQ10

●ビタミンC、E

●ウコン類