体重増加と腰痛

腰痛の要因の一つに体重増加がありますが、これは体重増加により脂肪と筋肉量の相関関係が変化するためです。脂肪と共に筋肉量も増加すればいいのですが、脂肪と筋肉では圧倒的に脂肪のほうが産生速度が速いため、腰や膝に負担がのしかかります。

 

一番脂肪が蓄積されやすい場所はお腹周りです。そして、その蓄積された脂肪は椎間板や脊柱起立筋に多大なストレスを与えます。

 

特に腰椎から仙腸関節にまたがる脊柱起立筋(多裂筋や回旋筋など)のスパズムはぎっくり腰などの突発的な痛みにつながることもあります。

 

20代以降から代謝機能の低下が始まりますが、年齢を重ねることで徐々に悪化していきます。

 

これらの腰痛の要因に対する対策方法として食事改善や筋力トレーニングがありますが、一例として腹部のコアを鍛えるドローインやブレーシングなどがあります。